歯科助手の仕事


家族の中で、初めての虫歯患者という不名誉な記録をつくってしまった私。さらに、抜歯後のチェックで、新しい虫歯が2本も見つかったのは、ショックに追い打ちをかけるものでした。悪化した歯もあり、抜歯まではいかなくても、神経を抜かなくてはならなくなる可能性もある、今後の治療の中で考えましょう、と医師。痛みなどの自覚症状はなかったのに、いつの間にか虫歯をつくっていたなんて…。

放課後に、2週間に1回の通院が始まりました。この際、徹底的に治療して、今後の人生で虫歯ゼロを目指そう、と固い決意で臨んだ私。治療の合間に、「歯科衛生士」さんから、歯磨きの指導も受けました。どうも、私の歯磨きのやり方は、乱雑すぎたようです。歯科衛生士さんは、正しい歯磨き方法を根気よく教えてくれました。

治療にはほとんどの場合、あの優しい「歯科助手」の女性がついていてくれました。歯を削るなどの痛みを伴う治療中に、その女性がつかず離れず存在してくれるだけで、恐怖感が取り除かれるのは不思議です。

「歯科助手」の女性は、20代後半くらい。会計の際に会話を交わした時、幼稚園に通うお子さんもこの歯科に通院したことがあるとおっしゃっていました。数か月間、治療に通い続けた結果、虫歯は、神経を抜かないまま、治療を続けて様子を見る、ということに。これ以上悪化しなくて本当によかった!

通院のおかげか(?)、クラウンやインレー、ブリッジなどさまざまな歯科用語も覚えた私は、「歯科助手」に興味をもつようになり、ネットでいろいろ調べてみました。歯磨きを指導してくれたのは、「歯科衛生士」ですが、国家資格なのですね。

一方、「歯科助手」は、国家資格ではなく、民間資格。「歯科衛生士」のように患者さんの口の中に触れることはできません。仕事の内容は、治療に使用する器具の消毒や準備、医師への手渡しのみで、前出の唾液のバキュームも、あくまでも医師の介添えとして、可能とのこと。

私は高校を卒業後、家庭の事情もあり、就職する予定ですが、「歯科助手」の仕事に興味をもちはじめたのです。