「介護職員初任者」の資格とキャリアは全国共通


「介護職員初任者」の資格は、国家資格ではありません。けれど、その資格と、さらに仕事によって蓄積されたキャリアが全国共通のものという点では、看護士さんや医師と変わりません。日本全国、どこに住むことになっても、歯科の求人さえあれば、仕事が見つかる可能性が大、といえるのです。

極端にいえば、“身ひとつ”で知らない土地に移り住んでも、資格とともに培われた経験があれば、自立できるということ…。独身時代に資格を取得してキャリアを積んでおけば、結婚しても仕事を続けることができるし、夫の転勤で引っ越さなくてはならなくなった、などという場合も、行った先で、歯科助手の仕事が見つかることも少なくありません。

また、都会を離れて、田舎暮らしを始めた場合。IT関連の起業でもするならともかく、デスクワーク的な仕事では、まず、働き口がありません。地方はそもそも会社が少ないですし、事務職などは、ほぼ地元の人によって占められています。ところが、介護ヘルパーとなると、様相が異なってきます。

地方の介護施設は、慢性的に人手が足りず、常にスタッフの募集をかけている状態。仕事が見つかる可能性はかなり高くなります。都市では自転車通勤でも、地方では数キロ離れた歯科までクルマ通勤となるかもしれませんが、安定した職業を得ることができるのです。

こうなると、若いうちになるべく早く資格を取り、介護施設への勤務によって、仕事の熟練を身につけることの重要性を痛感します。結婚していても、結婚していなくても、自分のプライドとして仕事をもつことは大切なことだと思います。

学歴や結婚によって左右されない人生設計を、自分である程度は立てることができるのが「介護職員初任者」といえるのではないでしょうか。最後に、患者さんへの接遇も、重視されるポイントです。笑顔やハキハキとした対応は当たり前。患者さんに対して、いたわりをもって接することができるか?人生経験が少ない分、きちんとできるか不安です。かかりつけの介護施設のあのすてきな“介護職員初任者”の女性をしっかり観察して、見習わなくちゃ。・・・